劇場版アイドルマスター感想【ネタバレ注意】

2014年3月16日
レポート

 公開からだいぶ経ってしまいましたが、劇場版アイドルマスターを見てきました。

 公開すぐに見に行きそびれたら、その後に仕事やら何やらが多忙になってしまい、気付いたら1ヶ月以上経っていまして……アケマスから続けてる老兵のくせに何とも気合いの足りない話でお恥ずかしい限り(;´д`)

 そろそろネタバレに気を使う時期も過ぎつつあるかもしれませんが、まだ見てない方もいらっしゃる可能性はございますので、以下の閲覧にはご注意ください。


<ここからしばらくネタバレ防止用空白>
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 とりあえず何はなくとも皆さん同じ感想を最初に抱いたかとは思いますが

 またやってくれたなあのスタッフwww

 開始10秒ほどでキサラギと同種のネタだとは気付けるわけですが、あの時にも増して気合いの入り方が尋常じゃないですね……今度は全員人間の姿で出てますし。また、随所に取り入れられた細かいネタもすごかった。ていうか「アイドル」を特殊な人間を指す意図で使うのってゼノグラシアへの意趣返しなのかな……だとしたら痛快ですがw
 しかしまぁ、相変わらずはるちは推しが過ぎる。(賛辞)

 
 前置きは程々に、本編の感想にまいります。
 まずは自分の「アイマスへの長きにわたる思い入れ」というフィルターを外した、作品単体として見ての感想から。

 
 月並みですが、本当に面白かったです。新キャラたちといつもの765勢との絡みが程良い感じで、シナリオも目標へ向かって順調だったりトラブったり山を乗り越えたりとメリハリもあり、中盤以降は少し重苦しく感じる部分もありましたが、よく出来ていたと思います。

 それぞれのキャラが長所を生かした見せ場を与えられていて、それでいて横の繋がりの強さは相変わらずよく描けていて、アイマスという作品世界の魅力が発揮されていたなぁと感じました。新キャラの視点から見ることで765プロの面々の成長がわかりやすくなってるのは、ディアリースターズを思い出す演出ですね。そういえば劇中のポスターに876プロの面々がたびたび映ってましたがw

 物語の結びも盛大なアリーナライブからプロデューサーの見送りと、わりとオーソドックスな流れながらも綺麗に終われていたと思います。何度も見たくなる内容だというのも納得ですし、新キャラたちを目当てに彼女らが本来出演しているミリオンライブを始めたって人が多かったのも首肯できました。

 
 以上、ここまでが作品自体をフィルターなしに見た評価です。

 ここからはアーケード版からずっとアイマスという作品に触れていた立場からの感想。邪推と取られても反論できない見解や過激な言い分も混ざってるので、そういうのを見苦しく感じる方は申し訳ありませんが回れ右が正解かもしれません(;´д`)

 
 まず一言でまとめると、

 素晴らしいフィナーレだった

 という印象です。

 これは決してネガティブな感情をこめて言っているわけではありません。ただ、見ていて感じたのは「最終回」の空気ではありました。アニメ版の最終話は「今回はここまで」って感じだったのですが、今回の劇場版では「彼女たちとプロデューサーの物語はいったんここで幕」という印象を受けたのです。

 765プロメンバーの後輩ポジションであるらしいミリオンライブのキャラが深く関わっていると知ったとき、このような雰囲気になっているのではという予感は覚えました。ただ、実際に見るまではもっとネガティブな側面の大きい予測だったので、そこは杞憂であったと我が事ながら呆れております。ポジティブに受け入れられる「フィナーレ」であったと断言して良いと思います。

 世代交代の布石を敷きつつも、物語の主役はやっぱり765プロのアイドルたちで、むしろ彼女たちの集大成が余すところ無く描かれていたなぁと感じました。(練習着だったとは言え)13人でのGO MY WAY!!は非常に良かったし、最後のライブは言わずもがな。
 アイドルたちが精神的に成長したところも随所に見られて、特に伊織の随所での鋭い発言なんかは印象的だったのではないかと。おいしいところでかっこよすぎる伊織さま。何という俺得。
 他に精神的に大きな成長が見られたのが美希と千早でしょうか。怠け者のマイペース人間だった美希が今回のお話では泰然自若とした大物の風格を見につけていて、やる気に欠ける天才型が大成したという感じが見受けられました。
 そして千早。人間嫌いとすら取れる側面のあった彼女が今や春香の良妻よろしく陰に日向にナイスパスを出すこと出すこと。まさに「正妻の余裕」が随所に見られ、ホントはるちは推しだなアニメスタッフ!(再び賛辞)

 繰り返しになりますが、美味しいところで伊織さま大活躍って展開が随所に見られて、その辺も個人的には大満足でした。テレビアニメ版ではわりと脇役に徹してましたしね……メイン回もなかったし新曲も無かったし……やっと挽回できたって感はありますw

 とにもかくにも今回のお話、大規模なライブを成功させ、プロデューサーは旅立ち(エンディングで帰ってきたみたいではありますが)、後輩も登場して、765プロアイドルの面々は一つの区切りに立ったという状態になっていると思います。
 もちろんこれで終わりというわけではなく、5月に新作『ワンフォーオール』が発売しますが、徐々にメインの流れを後輩組にシフトしていくのではないかという予感は少なからずします。ミリオンライブのCDシリーズや今回の映画などで少しずつ布石を敷いているので、DSの時と違って上手くいくのではないでしょうか。

 アーケード時代から愛着のあるキャラクターたちが主流から離れてしまうのは名残惜しい部分もありますが、時を経れば形も変わるのがコンテンツの常というもの。まさに映画の劇中で言っていたように、笑って送り出したいものです。
 ただ、ロートルの執着と言いますか、「その流れに乗ってミリオンライブへ」とはやはりいけない自分がいまして……元祖(ミリオンライブの引き合いに出すなら「本家」よりこっちのが的確でしょう)の面々の出番が今後さらに減っていくなら、それに応じて自分のアイマスへのウェイトも下がっていくんだろうなーと思います。いやまぁミリマス始めろと周囲の一部から勧められてますが、正直モバマスだけでいっぱいいっぱいで(;´д`)

 しかしそういった流れも鑑みた上で、今回の劇場版は素晴らしい内容だったと改めて言いたいです。まさにポジティブな意味で「最高のフィナーレ」だったなぁと。伊織さま大活躍だったし!(18行ぶり3回目)

 小難しいことを思うところはあれど、アイドルマスターという作品に対する思い入れが強くなったのは確かです。
 本当に面白かった!!